肥満と”脳の老化と大きさ”
- 2015年04月07日
- ブログ
【肥満と”脳の老化と大きさ”】
カリフォルニア大学ロサンゼルス校と
ピッツバーグ大学の共同研究において、
神経科学者たちがこんな調査をしました。
心血管の健康と認知に関する研究に参加
していた、70歳代の94人の脳の画像
を調べました。
この参加者たちには認知症など認知機能障害
を患った人は皆無で、5年に渡り追跡調査を
しました。
そこで、
肥満体(体脂肪指数30以上)の人たちの脳は
標準的な体重で健康な人たちよりも
”16歳ほど老化している”
ことが分かりました。
やや肥満体(体脂肪指数25~30)の人たち
の脳では、やせた人たちに比べて
”8歳は老化”
しているとの結果が出ました。
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また、肥満の人たちは、正常な体重の人たち
と比べて
”脳組織が8%少なく”
やや肥満の人たちは正常な体重の人たち
と比べて
”脳組織が4%少なかった”
とのことです。
中でも、脳の
・前頭葉
・側頭葉
が多く失われる傾向にあったそうです。
これらはつまり決断を下したり、記憶を蓄積したり
する部分がより減ってたことになります。
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お読みいただき、ありがとうございました。
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