糖尿病が食事療法で治らない理由・日本と世界の違い
- 2015年04月22日
- ブログ
【糖尿病が食事療法で治らない理由・日本と世界の違い】
糖尿病の方には、食事療法が必須だと思われますが、
日本と世界ではその内容に違いがあるようです。
とある週刊誌に
「糖尿病治療にはカロリー制限」
とする日本における食事療法の”おかしさ”を
指摘した記事が載ったそうです。
すると
『記事は正しい』
とする医師からの意見が少なからず寄せられたそうです。
そこで、週刊誌側がある医師に実名での証言を求めると
『実名だけは勘弁してほしい』
という反応だったそうです。
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正しいことを正しいと言えない時点で、
何かがおかしいことが伝わってきます。
現状で行われている食事療法のおかしさについて、
学会の
”重鎮の先生方を前に正面切って言うことは出来ない”
ということだそうです。
患者さんの健康よりも重鎮の先生方の方に
重きが置かれている訳ですね。
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日本糖尿病学会は
「科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2013」
でカロリー制限を推奨し、一日の摂取カロリーの50~60%
を炭水化物(糖質)から摂ることを勧めています。
一方世界では・・
カロリーではなく、糖質を制限するのが主流となっていて
米国糖尿病学会は
『カロリーを含有する炭水化物、たんぱく質、脂肪のうち
炭水化物だけが血糖値を上昇させる』
という公式見解を既に2004年に出しています。
なぜこのようなことが起こるのかは、さておき
何においても、私たちが一人ひとりしっかりと
学習して賢くなること以外に解決策はありません。
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お読みいただき、ありがとうございました。
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