フロイトの原因論とアドラーの目的論
- 2015年07月11日
- ブログ
【フロイトの原因論とアドラーの目的論】
ジークムント・フロイトは
人は過去により規定され、自分で未来の自分自身を
コントロールすることはできない、としました。
これが原因論です。
トラウマの考え方がこれを表していますね。
アルフレッド・アドラーは
人は未来への目的により行動を自分で決めている。
自分の意思でいつでも自分を変えらえれる、
としました。
これが目的論です。
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目的論について少し補足を。
フロイトの原因論は、確かに的を得ているように
感じますし、だからこそ多くの人が支持してきました。
アドラーは、トラウマを明確に否定します。
その理由は、
「原因は”解説”にはなるが”解決”にはならないから」
というものです。
今あなたがとてつもなく苦しい日々を送っているとして、
それが親からの虐待が原因だったとしましょう。
さて、原因が分かったとして、それがあなたを
より良く生きるためへの解決になりましたでしょうか?
アドラーのいう目的論は、先に目的がきます。
この例で言うと、あなたには
「何らかの目的があって苦しい日々を
送ることを自ら選択した」
という解釈になります。
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一体何を言っているんだ!?
とお怒りになる方もいらっしゃるでしょう。
ここはアドラー心理学を自分のものに
するために理解をする最初の壁かも
知れません。
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お読みいただき、ありがとうございました。
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