【敗北と病気の関係
- 2015年07月12日
- ブログ
【敗北と病気の関係】
「人は人生の敗北を避けるために、あらゆるものを利用する」
アドラーはこう言っています。
これは大変に厳しい言葉でもあります。
なぜなら、
「人は負けたくない。という理由から病気になる」
という理論も成り立つからです。
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アドラーはこうも言っています。
敗北を避けるために、時に人は自ら病気になる。
「病気でなければできたのに・・」
そう言い訳して安全地帯へ逃げ込み、ラクをするのだ。
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病気になれば仕事や学校を休める、という訳です。
だから、
・頭痛
・腹痛
・発熱
・吐き気
・パニック
などの症状を無意識というレベルで作り出します。
心理学では「疾病利得」という言葉が存在していて、
何も新しい発見ではありません。
※疾病利得
病気になることでその本人にとって都合が良くなった
ように見える状況を作り出すこと。
従ってこの場合、病気が治っては困るのです。
人は単純な理由だけで病気になったりしません。
人間関係の中で生きていますので、人前で敗北を喫する
よりも病気を選ぶことだってあるのです。
そういうことがあっても良いですよね。
誰だって疲れていたり、もうこれ以上は無理、
ということはあります。
けれどもそれを口に出していう事が出来ない・・
そんな状況は珍しくないでしょう。
本来ならば、疲れた、とか休みたい、と自分で
認めて誰かに言うことが大前提です。
それが出来ない時に、人は病気という手段で
周囲にメッセージを伝えるのです。
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お読みいただき、ありがとうございました。
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