”劣等性”と”劣等感”と”劣等コンプレックス”
- 2015年07月18日
- ブログ
【”劣等性”と”劣等感”と”劣等コンプレックス”】
「私○○にコンプレックスがあって、、」
「そういうの劣等感を感じるんですよね」
などと会話の中に
「劣等感」や
「コンプレックス」
という言葉が使われることがあります。
実は、劣等感やコンプレックスという言葉は
意味が曖昧だったりします。
心理学の巨人、アルフレッド・アドラーは、
それらを
・劣等性
・劣等感
・劣等コンプレックス
の3つに分け、明確に区別していました。
その違いを知るだけでも気持ちが楽になります。
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1、劣等性
”背が低い”、”目が見えない”、”胃腸が弱い”
など具体的事実として劣っていると考えることの
出来る性質を言います。
2、劣等感
”本人が劣っていると思っていること”を言います。
同じ身長だとしても、
ある人は
「自分は背が低い」と劣等感に感じ、
「自分は平均的だ」と劣等感は感じない
ということが起こります。
3、劣等コンプレックス
一般的には、
”劣等感=コンプレックス”
という認識で使われていると思われます。
劣等コンプレックスは、
劣等感でもなく
コンプレックスでもありません。
劣等コンプレックスとは、
劣等感を言い訳にして
”人生の課題から逃げ出すこと”
を言います。
「親のせいでこんな性格になった」
「大学へ行かせてもらえなかったからいい仕事に就けない」
など、現在の問題を
・人のせいにして
・努力を放棄し
・課題から逃げる
こと。
これが劣等コンプレックスです。
まあ、大体の人がやってると思います~。
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劣等感を抱くことは健全と言えます。
ただ、それをどう扱うかが問題なだけです。
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お読みいただき、ありがとうございました。
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