刃物をそれと知らずに振り回す
- 2015年09月07日
- ブログ
【刃物をそれと知らずに振り回す】
”叱る”という行為の目的が間違ったまま
使われている可能性を指摘してきました。
辞書によると
【叱る】
目下の者の言動のよくない点などを指摘して、強くとがめる。
とあります。
”叱る”という行為の作用は、相手を傷つけ、
行動する勇気を挫きます。
従って相手により良くなって欲しいから叱る、、
という使い方は完全に誤っています。
叱る、という行為には相手をより良くする、
という要素が全く欠けています。
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相手により良くなって欲しいのなら、
”結末を体験させる”
のはどうでしょうか?
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例えば、子どもとこんな約束をします。
18時の夕食に遅れたら夕食は出しません。
というようなことです。
もし、子どもが夕食に遅れた場合、あなたが
親であったらどうするでしょうか?
約束を守って欲しい、と思っているならば。
たぶん9割の親は叱ることを選択するでしょう。
そしてその結果、恐らく子どもはまた遅れて
帰ってきます。
何度叱っても効果は上がりません、、いえ、
叱ることの効果は確実に上がっていきます。
つまり、親が意図する
「約束を守る」
ということではなく、
「約束を守らない」
という行為をより着実に行う効果が
上がっていくのです。
なぜならそれが”叱る”の効果だからです。
切れ味の鋭い刃物の使い方をろくに知らずに
私たちは日々それらを振り回しています。
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お読みいただき、ありがとうございました。
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