妻の”責任”、夫の”責任”
- 2015年10月16日
- ブログ
【妻の”責任”、夫の”責任”】
ふさぎ込んでいる妻をみて、夫が機嫌を取ろうと
しているとします。
「買い物に行こうか?」
「散歩がいい?」
「ドライブがいいかな?」
しかし、どんな提案をしても妻は拒絶します。
すると、夫は
「こんなに気を遣ってやってるのに、
その態度は何なんだ!」
と怒鳴りつけるかもしれません。
するとその日一日はお互いに散々な気分で
過ごさねばなりません。
ーーー
このような時、一体何が起こっているのでしょうか?
夫の行動に注目してみます。
妻の機嫌を取ろうとすることは、一見良いこと
のように思えます。妻想いとも言えそうです。
しかし、その”動機”はどうでしょうか?
そこに、
・妻を幸福に出来ない自分が無能に感じた
・自分の価値を否定された
というような想いは無かったでしょうか。
そして、妻をコントロールしたかったの
かもしれませんね。
だから期待通りでない反応をされて、
怒鳴りつける、という結果になってしまった
のです。
ーーー
「妻がふさぎ込んでいる」
これは一体誰の課題でしょうか?
妻の課題です。
その妻の課題に土足で踏み込むから、お互いに
不要な摩擦を起こすのです。
結局はこういうことです。
何が理由であろうが、
”相手がどのように感じるか”
ということについて、私たちはコントロール
することなどそもそも出来ません。
それは「相手の課題」なのです。
頼まれてもないのに相手の課題を勝手に
背負い込むから苦しいのです。
背負い込むから、自分の価値を否定された
ように思ってしまうのです。
自分から苦しくしているのですね。
相手の課題とは一線を引きつつ、
「何かあったらいつでもここにいるからね」
と常にメッセージを送り続けるのは
いかがでしょうか?
ーーー
お読みいただき、ありがとうございました。
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