病気を”芸術作品”と見立てる

【病気を”芸術作品”と見立てる】

病気を”芸術作品”と見立てる

絵画、彫刻など何でも良いのですが、
アート、芸術は好きですか?

病気は人の存在を構成する要素が

”肉体を通して表現している絵画のようなもの”

というようなことを以前に書きました。

作品であれば全体を眺めて訴えてくるものを感じたり、
作者の意図を読み取ろうとすれば、見えてくるものがあります。

これを病気に例えると、

”全人的な治療”

というものの見方だと思うのです。

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一方、部分的にしかみずに”治療”と
称しているものがあります。

芸術作品になぞらえていうなら、
部分的にしか見ない”治療”は
道具や材料だけにこだわっています。

つまり、

・絵具は○○で
・筆は○○で
・カンバスは○○で
・材料は○○で

描かれた。(創られた)

という結論を出します。

そして全体の作品の意図や訴えかけるものを
感じることをせずに、道具や材料だけを新しいものや
良いとされるものに交換したりします。


ここに違和感を感じますでしょうか?
ぜひ、感じていただきたい違和感です。

ーーー

道具や材料の詳細を分析したところで、
芸術作品は完成されません。

そこには、作者の意図が必ず入り込むからです。

もちろん道具や材料を知ることは創作には必要ですので、
そこを否定するつもりはありません。

大事なことは道具や材料ではなく、完成された
絵画などの作品が

”何を訴えているか”

を感じ取る、読み取る力、である

ということを伝えたかったのです。

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お読みいただき、ありがとうございました。

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