【静かにトラウマと戦う人たち】
- 2017年09月21日
- ブログ
【静かにトラウマと戦う人たち】
【静かにトラウマと戦う人たち】
最近、トラウマについて学んでいます。
興味のある方に読んでいただけたら嬉しいです。
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戦場のような場所へ行かなくても、
トラウマ（心的外傷）はもたらされます。
驚くことに「家庭」で起こる場合も少なくありません。
家族に影を落とし、暗い秘密が代々ひっそりと
伝わっていくパターンもあります。
トラウマ体験は、必ず痕跡を残します。
私たちの心、親密な関係を結ぶ能力、
生物学的作用や免疫系にまで痕跡を残します。
また、トラウマは直接それを体験した人ばかりでなく、
その周囲の人たちにも影響を与えます。
例えば、戦場から帰った兵士は、逆上したり、感情が欠落して
いたりして、家族を怖がらせる場合もあります。
心的外傷後ストレス障害（ＰＴＳＤ）の夫を持つ女性は、
抑うつ状態になりやすく、その子どもは自信がなく、
不安な気持ちで成長する、というリスクも指摘されています。
特に子どものころに家庭内暴力を目の当たりにすると、
大人になったときに信頼に満ちた、安定した人間関係を
築くのが難しくなる傾向があるのは、想像に難くありません。
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特に強いトラウマ体験を持つ人が、そのことについて
考えると、
・ひどく気が動転して
・そのことを頭から追い出そうとし
・何もなかったかのように振舞い
・生活を続けようと努め
ます。
恐怖の記憶を抱え、どうしようもないほどの無力感と弱さに
羞恥を覚えながら生きていくのには、途方もないエネルギーが
必要とされます。
それだけで、エネルギーを使い果たしてしまい、
結果的に周りから
「無気力」
とみられてしまう人もいるのではないでしょうか？
もしかしたら、本人も気づかずに日々そのようにして
過ごしているのかも知れません。
そのような内情を知れば、その人が決して無気力でない
ことが分かります。
表向きこそ動きは少ないものの、非常にエネルギーを
使って今なお、トラウマと戦っていると言えます。
ただその戦いが静かで目に見えないために、
周囲の人には分からない
というだけのことなのです。
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体の痛み＝心の痛み
これは私の結論です。
人は決してバラバラにはなっていません。
全てが繋がり、連動しています。
体だけでなく、トラウマのように囚われがちな
思考からあなたを解放するセッションも行います。
「受けても良いかな」
と思われたならご連絡ください。
お話を伺った上で、施術を行うかをご一緒に
決めていきましょう。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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