【別の症状が増加していた】

【別の症状が増加していた】

書籍「病気が教えてくれる、病気の治し方」
からの知見をもとに文章を綴っています。

※文章には不快な表現が出てきます。
”気持ちが弱くなっている”とお感じの方は
ページを閉じられることをお勧めします。


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年間の医療費が４０兆円を超える。

それが事実だとするならば、病人は増え続けて
いることになります。

近代医学は、診療科が細分化され、その科で対応
できる症状にだけ治療を行っています。

その範囲から外れてしまえば、他の

「○○科に行ってください」

と言われるだけ。



前に書いたように、症状は風船のように、
どこかをへこませれば、どこかが膨らみます。

つまり、ある症状を抑え込んだと思っても、
今度は別なところで症状が現れる、、

そんなことが起こる、と私は考えます。



だって、人は決して分けることが出来ない
存在です。全体でひとつです。

一部を切り取ってどうこうしても、一部が
全体に影響を及ぼしているのですから、
そこだけ操作しても意味はないと思うのです。


ホリスティック（全体の）とは、言われますが、
その全人的な視点での治療でなければ、治療に
はならないと思います。


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「病気が教えてくれる、病気の治し方」

から近代医学についての記述を抜粋すると、


”患者数は昔から変わっておらず、症状が変遷したに
すぎないのである。”

”このショッキングな事実を、特定の症状を取り出して
数字をはじき出すことによってぼかしているのだ。”

”感染症を克服したと鼻高々に言うが、別の症状が
その期間に増加したことには触れようとしないのである。”



と書かれています。


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実際はどうなのかは分かりません。

そのような数字を示すデータがあるのか知りません。
本文ではそこまでは触れていません。


しかし、このことは一考の余地があると考えます。


意識の調和が乱れた時に、身体に現れるのが症状
だとするなら、そこまでを含めた視点での治療が
必要になります。


そうでなければ、いつまでも病人は増え続け、
誰も幸せになりません。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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