【痛みを分かってあげる・池上で整体をはじめた理由その1】
- 2018年05月07日
- ブログ
【痛みを分かってあげる・池上で整体をはじめた理由その1】
“痛み”や”症状”は、ない方が生きやすいですね。
でも実は、痛みや症状は「出る必要」があって出てきています。
切り傷が出来ても痛くなければ、止血をおろそかにして、
死んでしまうかもしれません。
どんなに無理な食べ方をしても、お腹ひとつ痛くなければ、
健康状態は更に酷いものになるでしょう。
パソコン作業が続いても、眼や頭、肩、腰、背中が、
何ともなかったら、倒れるまで作業を続けるかも知れませんね。
このように、痛みや症状は、あなたが限界を迎えるのをちゃんと
止めてくれています。
ですから、
痛み、症状を “要らないもの” とするのは違うのではないか、
と当院では考えています。
むしろ快く迎えてあげるものかもしれません・笑
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慢性的な痛みは、切り傷とは違い、原因がそう簡単には分かりません。
安易な解決に走れば、一時的には痛みを感じなくなるかも知れませんが、
再発するか、別の形でまた痛みや症状は現れます。
なぜそうなるかというと、痛みや症状は必要だから出てきたのに、
それを分かってあげていないからです。
痛みや症状は、小さい子どもに似ています。
子どもはして欲しいことを遠慮なく訴えてきます。
でもそれを、無視したり、して欲しいこととは違うことを続けたら、
どうなるでしょうか?
子どもはより不機嫌になって手が付けられなくなるのではないでしょうか?
安易な解決とはこのような状態です。
痛みや症状は健気にも訴えているのですから、望ましいのは、
なぜ痛みや症状を出す必要があったのかを一旦立ち止まって
ご本人が考えることです。
痛みも症状も他からやってきたものではありません。
全てご本人から出て来ています。
厳しい書き方になりますが、同じ”あなたの一部”です。
だからと言ってここで
反省は要りません。
ご自身を責める必要も全くありません。
このことは非常に重要なので、絶対に覚えておいて下さいね。
反省や自分を責めることは、何のメリットも生みません。
ただただ「なんでかなー?」
とぜひ気軽に考えてみて下さい。
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あなたの心がいつもささやいている声に沿うことが出来たら、
痛みや症状は役目を終えたので、消えます。
当院がお手伝いするのは、この心のささやきをご本人に気づいてもらえるよう
お伝えすることです。
私はそういうことがやりたくて池上で整体をはじめました。